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『わが社★人気トップ5』のシンボルツリー!?
数回に渡っておすすめのシンボルツリーについてお話してきましたが、突然ですが、ここで『わが社人気トップ5』のシンボルツリー!を発表させて頂きます。
先週もお話させて頂きましたが、やはり人気NO.1はシマトネリコです。
NO.1 シマトネリコ ≪モクセイ科/トネリコ属≫ 常緑高木 Fraxinus griffithii 雌雄異株
常緑でとても丈夫で育てやすく、比較的安価で全国どこでも手に入りやすいのが人気の理由の1つでしょうか?
難点は『成長速度が早く伸びすぎてしまうこと』ですが、タイミングを見て自分が管理しやすい高さ・好みの大きさで剪定できるので、成長は早いが『気難しくない』性質が人気を支えていると思います。
もともと温暖な原産地では高さが20m程度にも達しますが、日本の都市部でも放置すれば5~6mの高さに達するそうですが、生活スタイルに合う大きさにとどめる事をおススメします。
NO.2 ヤマボウシ ≪ミズキ科/ミズキ属≫ 落葉高木 Benthamidia japonica 雌雄同株
1位のシマトネリコと得票差がなくほぼ同率の『ヤマボウシ』でした。常緑種・落葉種共に人気です。
落葉種のヤマボウシは日本の山でも初夏に白い花を枝いっぱいにつけ愛らしい姿を見せてくれます。
こちらも育てやすく常緑種・落葉種共に丈夫な樹種です。さらに樹形が美しく放置していても、さほど樹形は乱れずまとまった姿になるので、剪定をせずに自然樹形で育てられるのもいいですよね。
常緑種のヤマボウシは花色も豊富で、より華やかな雰囲気をもち合わせます。花も実も樹形も楽しみたい方におススメなシンボルツリーです♪
NO.3 イロハモミジ ≪ムクロジ科/カエデ属≫ 落葉高木 Acer palmatum 雌雄同株
モミジ(イロハモミジ)、地味ながらも庭木として実は人気があります。
こちらも基本的には剪定はあまり必要ないの、に美しい樹形になるお手軽さが人気の理由でしょうか?
強すぎる日差しにあたる場合は日に焼けてしまい葉が変色する恐れがあります。乾燥すると葉がチリチリになってしまうので、夏は乾燥を防ぐために葉にも水をかけるのがポイントです。そうすれば秋には見事に紅葉し、秋の庭を彩ってくれます。
NO.4 ソヨゴ ≪モチノキ科/モチノキ属≫ 常緑高木 Ilex pedunculosa 雌雄異株
ソヨゴは美しい緑色の葉が特徴的な常緑樹です。
乾いたような質感の葉は風に揺れると周囲の葉とこすれ、ソヨソヨと独特の音を葉音を立てます。
5月~6月に目立たない控えめな白い花が咲きます。10月~11月に果実が赤く熟しますが、雌雄異株なので果実がつくのは雌株だけです。
ただし、近くに雄株がなく雌株だけの場合は、実がならないこともあります。成長が遅い部類の常緑樹なので、管理のしやすさが人気の理由の1つになります。
NO.5 アオハダ ≪モチノキ科/モチノキ属≫ 落葉高木 Ilex macropoda 雌雄異株
基本的にほっておいても自然に樹形が整い、成長が遅い落葉樹です。
『成長が遅い』事から管理のしやすさ、美しい樹形を長い期間維持してくれるので、近年人気急上昇の樹木です。
特に若いうちはほとんど剪定の必要はありません。植付けのあと数年が経過し、木が大きくなってきて枝葉が混み合ってきたら、剪定を行います。
枝を切る作業の適期は基本的に冬の休眠期にしたほうが、絡み枝がみつけやすいのでおすすめです♪
こうしてみると、定番の樹木が多いですが、やはり個人邸の庭木には「丈夫で生育しやすい」「手入れが少ない」かつ、「樹形が美しく」「花が咲いて楽しませてくれる」「季節感を感じられる」ものが人気なようですね!!!
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