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だいぶ秋めいて来ましたね!
2017/10/08
こんにちわ!新建エクスプランニングの渡部(watabe)です。先日セイタカアワダチソウの群落を見かけました。
セイタカアワダチソウは、キク科アキノキリンソウ属の多年草です。みなさまも身近な所で目にする機会がある花かもしれません。
北アメリカ原産で、日本国内には明治末期に切り花用の観賞植物として導入されたにもかかわらず、代表的な帰化植物とされ外来生物法により「要注意外来生物」に指定されていたり、長い間花粉症の原因だと信じられていました。
けれどこの花は、花粉をミツバチなどの昆虫によって媒介(虫媒花)させる植物で、杉のように花粉を風に乗せてばらまく植物(風媒花)ではありません。同時期に咲く「ブタクサ」の花粉飛散時期と重なり、長い間「悪者扱い」されてきました。セイタカアワダチソウにとっては迷惑な話ですね♪
セイタカアワダチソウがなぜ大繁殖したのかというと、「地下茎からある種の天然化学物質を出して、ほかの植物の種子の発芽を抑制する効果」があるアレロパシー作用を持っているためだと言われています。けれども悲しい事にこの「アレロパシー作用」は、ほかの植物だけに限らず自分自身の種子の発芽も抑制してしまい、自らの生育環境をも制限してしまうのです。
花粉症の原因ではないと分かると、秋の色の少なくなった季節に咲く花をいとおしくも思えてきませんか?
しかも一年の最後にはちみつを採取できる重要な植物でもあるのです。
青い青い空に、鮮やかな黄色い花!秋の空に映えるお花です!
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