鉄筋コンクリートなどの擁壁を建てる際には、まず型枠を造ってそこにコンクリートを打設します。その時生コンの圧力などにより型枠が耐えられなくなるためパイプジャッキやチェーンターンバックル等で支持する事を型枠支保工と言います。現代の建築には欠かせないものですが、組み立て方に不備があると型枠のパンクや崩壊するなどして大事故につながりかねません。
擁壁工事施工中②!
こんにちは、座間、厚木、海老名を中心に外構とお庭のデザインと施工の会社
ウッドデッキ・タイルテラスの専門店
(有)新建エクスプランニングの尾林です。
台風も去りここから巻き返していきたいところ!
前回の擁壁工事施工中より進捗状況が進展したのでブログにしたいと思います!
前回では④ベース打ちまでの施工でしたが
今回は
⑤立上がり型枠+支保工
⑥立上がり生コン打設
⑦養生期間までとなります!
早速行きましょう!
ベース打設から日を置き
墨だしに合わせながら型枠の裏側を当て込んでいきます。
その後に型枠工事で一番重要な部分
型枠の支保工(しほこう)となります
支保工とは
支保工でしっかりと
パイプジャッキやチェーンターンバックルで
型枠がずれ動かない&生コンの圧力で型枠が
パンクしないように固定していきます!
そしていよいよ
生コン打設です!
打設の最中は軽便バイブと言われる
棒状の振動機を使い均一になるように
型枠の中に生コンを流し込んでいきます。
一番上まで入れるのが一番緊張します!
なぜなら生コンの重量が約1.5㎥使用してそこに
重量計算値の2.3トンを
掛けるとなんと3.45トン!
とんでもない圧力が内側から型枠のベニヤ板や
支保工のパイプに掛るんです!!
私はないのですが型枠のパンクは最悪で
ベニヤやパイプを押し割り中から生コンが流れ出てしまいます!
そうなると一度パンクした部分の
型枠をバラシ・生コンもある程度取り除き
新しい型枠を再設置・支保工し直しと
とんでもない時間のロスに!
その間流し入れてしまった生コンもどんどん硬化してしまい
継ぎ目の原因・強度の問題等とても深刻です!
今回は何事もなく無事流しおえられたので問題は全くありません!
あとは
生コンの水分がある程度落ち着くまで待ち
天端を仕上げてから10日程度の養生期間です。
ここで全工程の8割強終了!
完成まで今しばらくお待ちください。
尾林
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