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柿の楽しみ、コスパGoodな果物
こんにちは、新建エクスプランニングの林です。
秋の果物の代表、柿!皆さんは
硬い柿派ですか?
柔い柿派ですか?
私は基本、硬い柿が好きです。あまいヤワヤワな柿はちょっと苦手ですね。
柔い柿は冷凍して、シャーベットのようにして食べるのが好きです。
ぐずぐずの柿、ジャムやソースにしてもいいかなと思いそうですが、柿はジャムにすると、柿によっては渋くなってしまいます。
完熟している甘柿はジャムにしてもおいしくなりますが、渋抜きにより甘くなった柿は加熱によって「渋戻り」を起こします。
渋抜きをした柿は食べると甘いため、甘柿と差がないように思えますが、「渋抜き」は、渋みを感じる元のタンニンを結合させて、渋味を感じない大きさまで粒子を大きくしているだけであって、タンニンがなくなっているわけではないのです。
そのため、加熱するとまたタンニンがもどり、ジャムが渋くなってしまうのです。
私も昔、余っていた柿を煮たら、渋いし、色は黒っぽくなってキレイじゃないし、結局捨ててしまった経験があります。
そんな意外と加工に向かない柿の加工食品と言えば「干し柿」ですね。
私の実家は山梨で農家をしているので、「枯露柿」を作っています。
枯露柿に使われる柿は「百目柿」、いわゆる「甲州百目」です。
釣鐘形をした大きい柿で、大きいものになると500グラム以上になるようなサイズの柿です。
百目は百匁(モンメ)(約375グラム)から付けられたと言われています。
大きい百目柿も完全に熟せば甘くなりますよ。
ただ、大きくて、一人で食べたら飽きちゃうほどの大きさΣ(゚Д゚)
え?なんで一人で食べるのか?と思いますよね。
それは、百目柿が完熟だなって判断できる程に熟している時には、もう柔い柿・・・
そう、シャーベットのようにして食べているため、スプーンで柿を直接ほじくって食べるんですよ。
だから飽きちゃうし&冷たいの食べ過ぎでおなか痛くなっちゃう・・・(ノД`)・゜・。
なので、ちょっと食べたら冷凍庫へ戻し・・・
また後日ちょっと食べたら冷凍庫へ戻し・・・
1つの百目柿でしばらく過ごせてしまう、コスパの良い果物(;´∀`)
って、百目柿だって、通常行われる「渋抜き」をすれば普通の甘柿のように
硬くても甘く食べることが出来るんですけどね。
そして、干し柿にすれば十分甘くて大きな干し柿ができます。枯露柿は高級品ですし♪
ただ、完熟になるまで放っておいて、ヤワヤワになったら冷凍庫に入れてシャーベットにして食べる、なんてのが一番大変でなく、かつ美味しく食べられるんでないかな~と。
手間もコストとして考えるなら、この方法が一番コスパ良い楽しみ方かもしれませんね。
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