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高温期のコンクリート打設は、大変です‥‥
こんにちわ ♡💙💙💙♡ ♡💙💙💙♡
横浜&川崎を中心に外構とお庭のデザイン&施工の会社(有)新建エクスプランニングの渡部です。
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今朝何となく車が空いているな~と思っておりましたら、学生さんたちはもう『なつやすみ』なのだそうです。
確かに雨が降っていても晴れていても『暑い!暑い!!暑い!!!』
更年期真っただ中の私には、息苦しさを感じてしまうほどの外気温に、クラクラしています。
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そんな夏の暑さは普通に日々の生活を送るのでも、快適に過ごすにはさまざまな面で工夫が必要となりますが、外工事で職人さんたちは炎天下&身体を酷使する『外構工事』にも様々な面で工夫が必要だったりします。
特に、による『コンクリート打設』は本当に大変な作業なのです。
そもそも外構工事は一年を通して憂慮するのは、先ず『雨が降る?降らない?の天気予報』なのですが、高温期は思いもよらない現象が発生しやすいのです。
その1つに、『ドライアウト現象』という現象があります。夏の高温期のコンクリート打設時に注意したい現象の1つなのです。
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ドライアウト現象は、特にコンクリートやモルタルなどで発生する現象で、セメント硬化不良の一つなのですが、これは、コンクリートやモルタルなどの水分が、既存構造物や接する素材(コンクリートや砂利路盤材)に吸水され、蒸発することで、凝結が部分的に正常にできなくなる状態を指します。
また、夏期の炎天下で直射日光を浴びたり、強風にさらされたりする場合も同様な現象が起きるので注意が必要なのです。
防止対策は、生コンクリートを打設する前に接する素材(型枠や砂利路盤材)に散水(水湿し)をし、急激な水分の吸水を防止することが肝心です。
時にはコンクリート打設前には4~50分以上かけて散水を行うこともあります。
また、外構図面をご覧なったことがある方にはなじみがある単語『伸縮目地』とか『スリット』ですが、これらも夏の高温期対策に必要なんです。
もちろん、デザイン的な要素や水の逃げ道などの意味合いも兼ね備えてはいるのですが・・・。
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固体は気温が高いと『膨張』し、低くなると『収縮』したりすると、理科で習いましたよね?
コンクリートも固体ですから、夏の高温期には『膨張』し、真冬の極寒期には人知れず『収縮』しています。
この膨張した際の伸びしろを受け止めるスペースが、コンクリートには絶対に必要なのです。
この『伸縮目地』とか『スリット』ある事によりコンクリートのひび割れを防ぐことが出来ます。単なるデザインではないのですよ!?
うまく使っておしゃれで、美しい駐車場となる様に心掛けたいと日々考えています。
今日も素敵な1日を!
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May the seasons you spend (together) add colors to your life.
これから共に歩む季節があなたの人生に彩りを与えますように。
素敵なGARDENライフを★
GARDEN&エクステリアデザイン―新建エクスプランニング―Chinatau Watabe
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