ヤマボウシは中国、朝鮮半島、日本の本州から琉球列島に分布し、江戸時代には欧米へ渡り観賞樹木として栽培されています。
同じ属のハナミズキに比較すると開花時期が遅く、葉が出たあとに枝先に開花するので華やかさは少ないのですが、梅雨どきの花木としては鑑賞価値が高い存在です。
花期は5〜6月頃で、球状の淡い黄色の花を咲かせますが、花のように見えるのは本来の花弁ではなく、ハナミズキと同様、総苞片(花のつけ根の葉)です。 球状の花を坊主頭に、白い総包片を頭巾に見立てて、ヤマボウシ(山法師)といいます。
果実は8月から9月に紅橙色に熟し、果肉は粘質で甘く生食できます。花も実も楽しめる落葉樹で、ヤマボウシの実は甘く、ジャムにすると格別です。
自然に樹形が整い、幹肌が鹿の子模様になることから、個人庭園のシンボルツリーや景観木、公園木のほか街路樹としても広く利用されています。
また、ヤマボウシは、さわやかで落ちついた印象のある白い花が特徴ですが、その花の色にぴったりな”純粋″さを感じさせる花言葉が『友情』です。大切な友人へのプレゼントや記念樹としても人気が高い樹木です。
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梅雨空のガーデンに映える白い花『ヤマボウシ』
ヤマボウシ
ミズキ科/ミズキ属
【別名】山法師、山帽子
【学名】Benthamidia japonica
【形態】落葉高木
【花期】5~6月
【環境】陽樹(西日は避ける)
【樹高】5~10m
【用途】花木・シンボルツリー
ミズキ科/ミズキ属
【別名】山法師、山帽子
【学名】Benthamidia japonica
【形態】落葉高木
【花期】5~6月
【環境】陽樹(西日は避ける)
【樹高】5~10m
【用途】花木・シンボルツリー
育てやすさ
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特徴
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