「常緑ヤマボウシ」の魅力は、“常緑”でありながら花も樹一杯に咲き、更には開花期間も１か月程度と
長い期間花を咲かせているのも大きな魅力イッパイの樹木です。

常緑樹ですが、秋には美しく紅葉し直径1ｃｍほどの丸い果実が赤く熟します。関東では冬に多少落葉する所もありますが、冬も葉を完全に落とす事はありませんので、1年を通して鑑賞出来る樹種です。

萌芽力もあり刈り込みにも耐えますが、放任していても美しい樹形になりますので、シンボルツリーとして人気がある樹種です。花や葉色の変化した品種も多いです。花も実も楽しめる珍しい常緑樹で、成長もやや遅いので、シンボルツリーにとてもお勧めの樹木です。

コンパクトに育ちますので、枝が混み合ってきたら内部の枝を間引くように透かし剪定をして下さい。

常緑ヤマボウシと呼ばれているものは、大きく2つの品種に分かれます。それが、ヒマラヤヤマボウシとホンコンエンシスです。また、ホンコンエンシス種は、ホンコンエンシス、ホンコンエンシス月光、ホンコンエンシスメラノトリカ（通称：ガビサンヤマボウシ）に分類されます。

これは、基幹となる種別ですので、最近の新品種の黄色花などもこれらのどれかの系統品種となりますが、よく花が咲く『月光』は人気が高く、最近ではホームセンターでも見かける事もあります。　

落葉樹のヤマボウシとは似て非なる樹木『常緑ヤマボウシ』、シンボルツリーにおススメです♡