アガパンサスはさわやかな涼感のある花を多数咲かせ、立ち姿が優雅で美しい多年草です。
南アフリカに10~20種ほどの原種が自生し、交配などにより300以上の園芸品種が世界中で育成されています。
性質が強く、植えっぱなしでも、ほとんど手がかからない所がこの花の最大の魅力。公園などの花壇やコンテナの植え込みに利用され、鉢植えや庭植えなど、実に様々なシチュエーションで活躍してくれます。
アガパンサスは、日当たりと水はけのよい環境を好みます。日陰でも育つ耐陰性をもっていますが、やや花つきが悪くなります。また、湿度が高い環境に弱いので、水はけのよい土と風通しのよい場所に植えて乾燥気味に育てることがポイントです。
性質としては、周年葉が茂る常緑性のものと、冬期は地上部の葉が枯れて休眠する落葉種とがあり、その中間のタイプの品種もあります。常緑種は初心者でもとても育てやすいです。
草丈、株張りともに1m以上になる大型種から、小鉢でも育てられる草丈30cmくらいの小型種まであり、
花形も花筒の短い盃状のものから細長い花のもの、星形のように切れ込みの深いものや、ラッパ状の花形など、バラエティーに富んでいます。花色は白から紫、青色までバリエーションも豊かです。
アガパンサスだけでも美しいグランドカバーが出来上がります。おすすめのグランドカバーです。