植物たちの冬支度★2
今回は植物たちの冬の過ごし方についてのお話です。
春に咲く植物たちの多くは、地面近くに新芽を出してぺったりと縮こまる『ロゼッタ』状になることによって冷たい風の当たる表面積を小さくしたり、チュ-リップ等の球根類は地面の中に大半を入れることによって冬を過ごす事によって、地上よりは暖かく過ごすことができます。
冬の芝生地や草地で、地表にベッタリと張り付いて、放射状に葉を広げている小さな草を見かけたことありませんか?
まるで、八重咲きのバラの花びらのように見えるので、バラ(Rose)の花から由来した「ロゼット」(英:Rosette)または「ロゼット葉」と呼ばれています。越年草の場合、前年の終りに発芽し冬を越してから春に成長します。したがって、冬の間はじっと寒さに耐える必要があるので、冷たい風を避けるため地表にベッタリと張り付き、しかも太陽の光を存分に浴びるために葉を広く広げた形をしています。春になると、越年草はロゼット葉の中央から茎を伸ばして背が高くなりその頂点に花をつけます。大切な花を咲かせるために、寒い冬を越す植物たちの知恵ですね!!
しかし、寒いのがかわいそうだからといってむやみに室内で育てるのはやめましょう。
春に花を咲かせる越年草や球根類などは、
寒さを「冬が来た」という目印にしています。
冬を実感しないと、春を迎えられません。
つまり、寒さに当てないと花が咲かないのです。
また、基本的に秋に肥料をやったら追加の肥料はいりません。体が小さくなった分肥料もたくさんはいらなくなっているのです。暖かくなりはじめたら肥料をあげるようにしてくださいね♪ 冬はまだまだ始まったばかり、寒い冬も植物たちは上手にのりきれる工夫をしたたかに行っています。植物たちのたくましさを見習い『たくましく』生きて行きたいと考える。今日この頃です♪
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